市民酒場

グループホームの勤務は、拘束時間が長く大変ではあるものの、勤務明け(昼間)の外出は楽しみのひとつだ。

職員によっては映画を観ることであったり、若手職員の中には同じく勤務明けの同僚とランチ後に、岩盤浴を楽しむといった様々な楽しみ方をしていると聞く。

先月は泊りの勤務が多く、さすがにまっすぐ帰宅する気になれず、勤務明けにどこかに寄りたくなり、昼食がてら「市民酒場 みのかん」へ。

みのかん

実は市民酒場って歴史が古く、戦時中の物資不足による統制経済下、神奈川県の指導により複数の酒場を整理統合したり、ヤミ売りや横流しできないように来客数や売上量によって、それぞれの店へ酒の配給量を決めていたそうで、横浜にしかないものらしい。

最盛期には市内に200店程あったらしいのだが、現在は3店しかなく、「みのかん」はその一つ。

このあたりの講釈は、吉田類の酒場放浪記あたりが詳しい。

まぁ初めて「みのかん」に行ったわけだが、時間が止まっているとしか思えない店構えは言うに及ばず、店内も歴史を感じさせる渋さとしか表現のしようがない。

なんちゃってレトロ居酒屋と比較できる店ではない。横浜の文化遺産と言ってもいいくらい。

ご主人の「いらっしゃいやし」という挨拶に始まり、ひらがなで書かれた厳選されたメニュー(7~8種くらい?)、隣席の初めて会う客同士のたわいもない会話… 横浜駅から歩ける程度のところとは思えない昼下がりの静寂さ…

藤沢周平や池波正太郎の時代小説なんかを読みながら、チビチビと飲りたいね。

名物である突き出しのおでん(その日は厚揚げとじゃがいも)に まぐろ、たこさし、ゆどうふ、おしんこ、ビール大瓶。最後にグラスに7割くらいの焼酎がなみなみと注がれた特濃酎ハイで締めて、2人で2,300円程度だったように記憶している。

決して万人にお勧めする店ではないけれど、自分にとっては居心地のよい店だな。nozomi141さんには、ぜひともお勧めしたい店です。

年内に市民酒場 残り2店(常盤木・諸星)制覇します!

One thought on “市民酒場

  1. うらやましい限りです。
    個人的にはチェーン店ではなく、場末の趣と重厚な味わいがある個人の店を私は好みます。(当たりはずれも余興のうち)
    しかし昼間からなんて・・・なんという贅沢!
    つまみもの品々も王道を行ってますね。
    実はこう見えて私は小心者で、なかなか一人で呑みに行けないのです。
    いつかご相伴に預かりたいものです。 

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