関係者各位
日頃より、ご利用者様、ご家族様、地域の皆様には多大なご支援・ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
令和6年7月31日茂木理事長が退任されたことに伴い、8月1日より理事長に就任致しました青木麻子でございます。重責に身の引き締まる思いですが、皆様にご協力を賜りながらその職責を果たしてまいる所存です。石塚理事長の後を継ぎ、長い間理事長としての大任を務められました茂木緑前理事長、「こうよう親の会」そして「社会福祉法人こうよう会」設立以来、計り知れない努力をもって力を尽くしてこられた皆様にあらためて敬意と感謝申し上げます。
新型コロナウィルス感染症流行の中、「エッセンシャルワーク」という言葉が世の中に浸透し、福祉は人びとの命や生活を守る仕事と評価を受けました。少子高齢化・人口減少社会の進行、人びとの生活環境の変容のなかで、社会福祉法人には、さまざまな社会資源との共同のもと、地域社会に寄り添い、地域に必要な福祉を守るミッションが求められています。
『福祉って命綱なんです。最前線では皆が綱を太く長くしようと頑張っていて、助かりたい人は綱に必死にしがみつくしかない。しかし、細くても全部結んで綱にすれば楽に人を支えられます』(福祉新聞 村木敦子・全社協会長インタビューより)『人と人との信頼とつながり』、『つないでいく事』の大切さと可能性を伝えている言葉だと思います。
法人理念である『すべての人が、地域の中で自立した生活ができる社会の実現を目指します』を胸に、これからも法人理念に基づき、1.権利擁護 2.個性の尊重 3.専門性の向上 4.秘密保持 5.虐待の禁止の5つの行動規範を軸に皆様に満足いただける福祉サービスを提供する法人であり続けられるよう努力してまいります。
これまで培ってきた法人として守っていくものと、これからの社会福祉に対する様々な期待にお応えするべく変えていくものをしっかりと判断し、一層進化していく次世代の一助となれるよう精一杯取り組んでまいる所存でございます。
今後とも変わらぬご指導とご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます
社会福祉法人 こうよう会
理事長 青木 麻子